高齢者及び弱い立場の方々

弱い立場の方のご家族又は他の代理人の方にとっては、これは非常に困難な時となるでしょう。決定には痛みを伴う場合があり、争点となる場合には尚更です。誰かが精神能力を喪失したかを判断するのは困難かもしれませんし、状況にどのように対応するかについてやこれまで決定を行ってきた方が決定をできなくなった場合に誰が決定権を有するかについて、関係者間で意見が割れる場合もあります。国際的な家族の場合、複雑な国際問題が生じる可能性があります。

当事務所の弁護士は、クライアントの気持ちに寄り添った、洞察力のあるアドバイスを提供し、英国、米国、香港及びシンガポールに拠点を置く弁護士が電話で法律問題のご相談に応じます。

高齢者や弱者のご家族や代理人に加え、当事務所は管財人、遺言執行者、慈善団体及びその他の専門家グループの代理人も定期的に務めています。私たちは、財産設計及び税金対策のあらゆる側面のサポートに熟練しており、精神及び/又は身体能力が低下する前にその可能性を検討し、クライアントが任命した代理人がいざという時に意思決定を行うことができるよう体制を整えるよう、クライアントに助言しています。悲しいことに、能力を喪失する前に必ずしも必要な準備ができているわけではありません。その場合、当事務所は保護裁判所への申立を専門としております。私たちは、無能力の問題が生じた場合に決定を行う適切な弁護士の選定、当該弁護士の役割の定義及び適切な場合の保護措置の構築をお手伝いすることができます。障害者向け信託や、「リビングウィル」とも呼ばれる医療拒否の事前決定についてもアドバイスします。

何世代にもわたりファミリーの代理人を務める弁護士事務所として、私たちは理解も提供しています。私たちはこのような状況において明確さの重要性を理解しており、事案が単純であることは稀あるものの、経験を活かしてクライアントの今後の課題に備えるお手伝いをすることができます。